つれづれなるままに

日常を語る

卵巣ガンの治療

 

 大晦日に見つかったのは卵巣ガンでした。

 とにかく,転移.再発の可能性のある部分はできるだけ取ってしまおうという方針で、私の場合、卵巣だけでなく、子宮.リンパ節?など全て取り除きました。

 手術後、摘出したものを見るかと言われましたが、さすがにお断りしました。

 その後,お決まりのコースで放射線治療の提案があり、早速始まりました。うわさによると、この治療はとても辛いと聞いていたのですが、痛くも苦しくもなく、みなさん大げさだなと思うくらい余裕がありました。

 ところが,回数を重ねる毎に、うわさ通りの、否、想像を超える辛さが襲って来ました。日帰り治療でちょうどよいと思っていたのに、治療が終わった後は、1人では歩けない程、体力を奪われ、命を削られていくように感じました。 

 あまりにも辛かったので私は放射線による治療をやめました。

 治療と並行して髪も抜けてしまいましたが、私にはウィッグという強い味方がありました。

髪がきまらないとき、帽子のようにかぶるだけ。今でも愛用しておりまーす。